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ICパスポートについて、よくある質問

○ICパスポートのICチップには何が記録されるのですか。指紋も記録されますか?
  ICパスポートの国際標準において必須と規定されている顔画像・国籍・氏名・生年月日・パスポート番号などが記録されます。指紋は記録されません。

○ICパスポートになると、今持っているパスポートをICパスポートに変えなければいけないのですか?
  現在お持ちのパスポートは有効期間満了まで使用し、期間満了更新後に切り替える必要があります。

○ICパスポートの申請方法について?
  申請手続は従来と大きく変わりませんが、主として次の点が変更になりました。
写真のサイズに変更はありませんが、写真の中で、従来より顔の部分を大きく写す必要があります。またICチップの実費相当分が加算されたため、手数料が1,000円高くなりました。パスポートを受け取る際に、交付端末機を使用しICチップに記録された情報に
間違いがないかその場で確認する必要があります。

○申請から交付までの期間は長くなったのですか?
  交付までに要する期間は以前と同じです。

○期間満了していない現在持っているパスポートをICパスポートに切り替えることはできますか?また、その時の手数料は減額されますか?
  ICパスポートに切替申請することはできます。
 しかし、現在のパスポートの有効期間は無効になり、新規にICパスポートの有効期間となります。
 本人の意思でICパスポートに切替申請することになりますので、通常の手数料をお納めいただくことになります。

○ICパスポートになると空港などの審査が速くなるのですか?
  各国の対応は各国の入国管理当局の判断によります。
  各国の対応方法として想定できるものとして、例として以下のことが考えられます。
(1)これまでと同じように、入国審査官がパスポートの顔写真と本人を見比べて同一人であることを確認する。
(2)ICチップの画像を読み出してディスプレーに表示するとともに、本人及びパスポート面の写真とを入国審査官が目視により比較し、同一人であることを確認する。
機器が設置されることにより、パスポートに偽造や改ざんがなされていないことの確認が容易になり、その点に関しては審査がスピードアップする可能性はあります。
(3)本人の顔をカメラで撮影しICチップの画像と機械により照合することで、入国審査官の目視確認を支援する。
(4)ICパスポートを利用して出国・帰国審査を自動化する。
ICパスポートを持つことに何かメリットはありますか?
 偽造や改ざんが困難なICパスポートを持つことにより、万一、パスポートが盗難にあっても、貴方の身分を装った不正使用に対する抑止効果が期待されるのです。
 その結果、日本国発行のパスポートを持った人は入国審査の上で信頼性が向上し、出入国手続がスムーズになると想定されます。
 また日本国民に対しビザ免除をしている国々が今後もビザ免除を継続することはもとより、現在ビザ免除をしていない国々が日本国民に対しビザ免除をすることにつながることが期待されます。

○ICパスポートで外国に入国するとき、その国にICの読み取り装置がなかった場合は、審査に時間を要したり、入国できないということにはなりませんか?
  読み取り装置がない場合は、従来通り入国審査官が目で見てパスポート審査を行いますので、ICパスポートであるがための不利益を被ることは考えられません。

○ICパスポートの安全対策は何か施されていますか?ICチップに記録された個人情報が知らない間に読み取られることはありませんか?
  気付かない間に読取り装置を通信可能域に近づけられても、IC情報が読み取られることはないとされています。

○ICパスポートを持っていることにより、GPSのように行動を追跡されることはありませんか?
  ICパスポートは読取り装置にパスポートを読み込ましている間だけ、一時的に通信状態となるだけで、しかもその通信可能領域は仕様上10センチメートル以内(実際には3センチメートル程度)と極めて狭いため、ICパスポートを追跡するのは困難と言われています。

○ICチップから電磁波が出て、身体に害を及ぼしませんか?
  電磁波は出ます。しかし、電磁波が出るのはICに記録された情報を読み出すためにパスポートを読取り機にかけた時以外は発生しません。
  なお、パスポート申請後、パスポートを役所から受け取る時に読取り機にかけますが、電磁波がでますが、電磁波は極めて微弱なものとされています。

○ICパスポートを身分証明書として旅行代理店に提出した場合、ICチップに記録された個人情報は読み取られるのでしょうか?
 旅行代理店においてもICパスポートの読取装置の調達は可能であり、この装置を保有する者であればICチップの情報を読み取ることは可能です。
 空港の出入国管理以外の場所でICパスポートデータの読み取りを前提にパスポートの提出を求められた場合には留意が必要です。
 法律の上では、旅行会社、航空会社等の事業者がパスポートのICチップのデータを読み取って蓄積する場合には、個人情報保護法に基づき個人情報の利用目的等をパスポートの所持人に通知するか、または公表する必要があります。

○出入国審査時にICチップが壊れていることが分かったときはどうなりますか?
 入国審査を拒否されるということはありません。情報を読み出せない原因がICチップの破損なのか、パスポート読み取り機の不具合なのか即座に判断することも困難です。  ICAO(国際民間航空機関)の見解では、ICチップの位置づけは、身分事項ページに記載された券面情報を補助的役割をするものとの位置付けとなっています。

○ICチップが壊れたときは新しいパスポートと交換しなければなりませんか?
 ICチップが作動しなくなってもパスポートは無効になりません。従って、新しいパスポートに切り替える必要はありません。

○ICパスポートがないとビザなしで米国へ短期滞在入国できなくなったのですか?
 ICパスポートでない場合、短期滞在目的でも米国に入国するためにはビザ(査証)が必要となります。
 2006年3月19日の前日までに発給された日本国内で発行されたパスポートは、ICパスポートでなくても機械読み取り式であるため、そのパスポートでビザなしで米国に入国することができます。
 なお、一部の在外公館において2006年3月19日までに申請されたパスポートには機械読み取り式パスポートでないものがあり、そのパスポートでビザなしで米国に入国することができませんの注意が必要です。

○米国のほかにICパスポートでないと入国が制限される国はありますか?
 2006年10月26日以降に発行されるパスポートに限り、現在のところ米国だけです。

○ICパスポートの保管に際して、磁気の他、注意しなければならないことはありますか?
 パスポートを保管する際、長期間、防虫剤と一緒にして保管している場合、防虫剤の影響により、パスポートのラミネートが変色する可能性があります。
 防虫剤とは一緒に保管しないようにして下さい。
 ラミネートが変色しているパスポートで渡航すると出入国審査において問題が生じる可能性があります。

○ICパスポートの保管に際しての注意事項として、「磁気の強い場所は避けてください」とありますが、どの程度の磁気なら大丈夫なのですか?
 日常生活において利用されている磁石及び携帯電話等の電子機器類が発する磁気が、ICパスポートのICチップの動作に悪影響を与える可能性はほとんどありません。磁気ネックレス(健康器具)やハンドバッグの留め金等に使用されている磁石の4~10倍の強さの磁気に触れてもICチップが壊れないように、ICパスポートは作られています。ただし、微弱な磁気であっても、長期間テレビの上などに放置するなど、磁気を受け続けるような状態におくことは避けた方が望ましいため、ICページに注意書きを記載しています。

○パスポートの写真のページの「型/タイプ」欄に「P」と表示されていますが、これはどのような意味ですか?
 「P」はパスポートの「P」を意味しています。
出入国審査では、パスポートの身分事項ページ下段のアルファベットと数字2行で記載されている情報を機械で読み取ります。この2行の先頭に「P」が記載されており、この「P」を読取ってパスポートであることが認識されます。